【週末J2まとめ】岡山が後半アディショナルタイムのゴールで首位を堅持。甲府と清水は前節の敗戦を払拭する勝利で順位を上げる|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】明治安田J2リーグは、3月16日から17日にかけて第4節が開催。前節に引き続き勝利したファジアーノ岡山が首位を堅持したなか、ヴァンフォーレ甲府と清水エスパルスが前節の敗戦を払拭して順位を上げた。 【藤枝MYFC×ファジアーノ岡山|ハイライト】
前節、一気に全勝チームが無くなったJ2リーグ。今節は仕切り直しで勝利を上げるチームが増える週末となった。 首位を堅持したのは岡山だ。前節、3連勝チームが全て敗戦を喫した中、レノファ山口FCを相手にウノゼロで勝利した岡山は、今節、敵地での藤枝MYFC戦に臨んだ。 試合は90分を通して拮抗した展開で推移した。そんな試合に終止符を打ったのは後半アディショナルタイムだった。鈴木喜丈が鋭いドリブルでボールを運ぶと、グレイソンを経由したボールが田中雄大へ。田中はペナルティーエリア外から右足を振り抜くと、このシュートがDFの足に当たってループシュートのようになり、GKの頭上を超えてゴールに決まった。これが決勝点に。土壇場のゴールで勝利した岡山が、連勝で首位をキープした。 岡山に続いたのは甲府と清水だ。甲府は敵地でモンテディオ山形との上位対決に挑んだ中、60分に一進一退の攻防が続く試合を動かす。ロングカウンターからピーター・ウタカが中央を抜け出すと、ペナルティーエリア内で相手が残したボールを拾ったところから無人のゴールに流し込み、大きな先制点を奪った。 これが決勝点となり、甲府が山形との上位対決に勝利。岡山との勝ち点差を「1」にした。 一方、清水はホームで大分トリニータと対戦。乾貴士を中心に攻撃を展開した清水は、26分に乾のパスを起点にゴール前でルーカス・ブラガが粘ったことで混戦が生まれ、最後は宮本航汰が強烈なシュート。これがゴールに決まり、先手を取ることに成功した。 その後も大分の攻撃を完璧に抑えながら攻撃を展開する清水は、73分に山原怜音の強烈なミドルシュートで突き放しに成功。最後まで大分の攻撃を抑え、2-0で勝利を飾っている。 そのほか、水戸ホーリーホックを敵地で破った徳島ヴォルティスは連敗を「3」で止めて最下位を脱出。ベガルタ仙台はブラウブリッツ秋田とスコアレスドローとなったが、無敗をキープして4位につけている。 ■J2リーグ第4節 結果 秋田 0-0 仙台 山形 0-1 甲府 水戸 1-2 徳島 栃木 1-0 横浜FC 群馬 0-1 愛媛 清水 2-0 大分 藤枝 0-1 岡山 鹿児島 4-2 千葉 熊本 0-6 いわき 山口 0-1 長崎