【ソフトバンク】ドラ1右腕・村上泰斗が抱負「20番と言えば村上泰斗と言ってもらえるように」
ソフトバンクは9日、福岡市内で新入団発表会見を行い、ドラフト1位で指名された村上泰斗投手(17=神戸弘陵高)をはじめとする支配下6名、育成12名の計18選手が目を輝かせ、新たに始まるプロ野球人生への意気込みを語った。 「20」の番号が刻まれたユニホームに袖を通した右腕は「20番と言えば村上泰斗と言ってもらえるように頑張っていきたい」と笑顔を見せた。 新入団会見では自身の目標を記した色紙を手に持った。そこには「見本」という2文字。ドラ1右腕は目標にタイトルや数字ではなく、ありたい理想像を掲げた。 「プロ野球選手である限りは、全てのことで見本でなくてはいけない。技術面、人柄、全ての部分で見本でありたいと思い、そういう目標にさせていただきました」と緊張しつつもしっかりとした口調で語った。 会見の最後には小久保監督が自身の経験をふまえて選手たちに言葉をかけた。「(自分自身)長打力が売り物でこの世界に入った。キャンプ初日のフリーバッティングで、飛ばすという一点においては勝負ができるんだと強く確信を得た。ここにいる選手たちは自分の一番の武器を理解した上で、ここだけは負けないというものを持ちプロ野球人生を歩んでほしい。この中から一人でも多く本当の優勝に貢献できる選手たちが生まれてくることを監督として願っています」と話した。 会見を終えた村上は「全ての言葉に重みがあって心にくるものがありました」と胸を打たれた様子。未来のホークスを担う若鷹の門出となった。
東スポWEB