羽生結弦選手、仙台でパレード後に会見(全文1)待ち遠しく、わくわくしてた
地元仙台、そして宮城からの声援をどのように受け止めていたのか
NHK:では、2つ目の質問です。平昌オリンピックのあと、初の地元凱旋になったと思います。先ほども帰ってきたなという感想ありましたけれども、オリンピックのときも含めて、この地元仙台、そして宮城からの声援というのもどのように受け止めてらっしゃいますでしょうか。 羽生:平昌オリンピックのときも、みんなで応援できるような場を設けていただいたりだとか、そういった中で皆さんが本当に応援してくださっていたのをニュースや記事などで知って、やっぱりそういう1つ1つの力が自分の背中を押してくださったんだなということを、すごく今回もあらためて感じましたし、やっぱり今回まだまだ仙台や県含めて復興だとかそういった課題がまだある中で、こうやって、すごく大規模なパレードを開いてくださったっていうのは、やっぱり僕自身もすごく重く受け止めて、で、また僕自身も県内、市内のみならず世界中の方々に復興の手助けとなるような、きっかけとなるような行動をしていけるように心掛けなくてはいけないなというふうにも思いました。 司会:ありがとうございます。それではほかのメディアの皆さまからご質問を受け付けたいと思います。ご質問がある方は挙手の上、御社名とお名前をお願いいたします。質疑応答に関しては時間の限りもございますので、1社1問とさせていただきます。また、本日のパレードに関する質問のみを受け付けますので、それ以外の質問はご遠慮ください。それでは挙手をお願いいたします。 それでは前から2列目のベージュのジャケットを着た女性の方お願いいたします。
今日はパレードカーからどんな声が聞こえ、何が見えたのか
仙台放送:『仙台放送 PRIME NEWS』の寺田早輪子です。羽生選手本当におかえりなさい。今日はパレードカーからたくさんの方々の声援が羽生選手に送られたと思いますが、どんな声、そして何が見えましたでしょうか。 羽生:そうですね。やっぱり僕のほうから見ていると、いろんな目というか、皆さんがやっぱり1人、僕自身、1人だけに注目してくださっているので、そのあったかい目とか、おめでとうっていうような声だとか、そういったものがすごく自分の心に、また脳裏に焼き付いたなっていうふうに思っています。たぶんこれは地元だからこその光景だったと思いますし、これは自分にしか味わえない光景だっし、自分にしか味わえないこの気持ちの量だったり質だったりだったと思うので、地元にいるからこそそういったものをもっとしっかり、しっかりと心の中に持ち続けてこれからも過ごしていきたいなって思える瞬間でした。ありがとうございます。 司会:ありがとうございます。それでは次の方お願いいたします。では、その後ろ3列目の紺色のジャケットの方お願いいたします。