志尊淳が見た香取慎吾の”スターな一面”とは? ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』舞台挨拶レポート
ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)が1月9日(木)からスタートする。放送に先駆けて試写会&舞台挨拶が行われ、主演の香取慎吾のほか、志尊淳、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香が登壇した。(取材・文:ふくだりょうこ) 香取慎吾の”スター”としてのオーラが凄い…貴重な未公開写真はこちら。【写真】ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』舞台挨拶カット一覧
香取慎吾「(最低男の役は)やっていても気持ちいい」と笑顔
登場すると、「あけましておめでとうございます。本年も良しくお願いします」と笑顔でご挨拶した香取。 香取自身は1話での一平について「ちゃんとウザい圧のある男でよかったな、と。最低だな、と見ながら思えたのでよかったし、やっていても気持ちいいですよ」。これまではまっすぐな男の役は多かったが、今までやったことがない役に「気に入っている」と笑顔を見せた。 その「最低男」ぶりに「一緒にいるときは最低男の感じはあまりなくて。僕がいないシーンを見た時にびっくりした」と義弟役・正助を演じる志尊。志尊自身は妻を亡くし、子ども2人を育てるシングルファザー役。「抱え込むキャラクター。そこをしっかりと演じていけたら」と語った。 娘のひまりを演じる増田梨沙と息子の朝陽を演じる千葉惣二朗に関しては、オーディションにも立ち会っており、「やっぱり光るものがあった」そうで、現場でも「子ともたちから受け取るものがある」と感銘を受けているようだった。 一平の妹で、志尊の亡くなった妻・陽菜を演じる向里祐香は現場の雰囲気について「子どもたちのパワーもありますし、私自身も遊びに行っているような感覚で」と和やかな様子を語った。一方で自身が出演している『SHOGUN 将軍』(Disney+)が第82回ゴールデングローブ賞で受賞したということで祝福を受ける場面も。 別作品ながらも「配信されて1年ぐらい経つんですけど、世界でも評価していただいて。日本でもこれを機に気になった方がいたら観ていたただけたらな、と思います」と、はにかみつつもアピールした。
キャストのオフショット写真も公開
今回、香取と初共演となる志尊は「不思議な感覚だったんですけど、本当にスターなんですよ。今までお仕事してきたなかで一番スター。お芝居でもそれ以外のところでも」。そんな志尊の言葉を受け、香取は立ち上がると笑顔を見せ、スター風にアピール。 志尊曰く、撮影現場で香取の姿がないな、と思うと、現場である商店街のそれぞれのお店に挨拶に行っていたのだとか。それだけではなく、リハビリ施設ではおばさま方から歓声を浴び、さらには気がつけばおばさま方の家族と電話をしているというから驚きだ。 そんな志尊からのコメントを受けてスター・香取は「まあ、スターなんですよね…」と微笑んだあと、「人が好きなんでね、商店街もいろんなお店があって楽しいから、一軒ずつ覗いて楽しんでいたら、買い物をしていたり。商店街の人はもうみんな仲良し」と語った。 また、オフショット写真も公開され、家族の仲睦まじい様子が。自撮り写真は実際に香取が撮影しているそうで「SNSの写真本当に自分で撮ってる。劇中で使う写真なのに、スタッフが見切れる。それを避けながら撮っているんでもうちょっと気にして欲しい(笑)」とスタッフに要望を伝える場面も。 作中ではまだぎこちない家族だが、千葉は「一平おじさん大好き!」と顔をほころばせ、好きなところを聞かれると「一緒に遊んだり、じゃんけんするところ!」と元気いっぱいに答えた。現場では香取を始め、大人たちが「知らないじゃんけんが流行ってる」そう。 さらにオフショット写真では、この日は登壇していないキャストのものも。 まずは一平の後輩役の今永都を演じる冨永愛。「明るく気さく。みんなに優しいし、和みます。穏やかで。差し入れをたっくさん食べるの! やったー! ってバクバク食べてくれて。なんかそんなところも好きになっちゃう」と冨永の印象を語った。もうひとりは一平の幼なじみ・真壁考次郎を演じる安田顕だ。安田とのシーンはホームドラマとは異なり、選挙に関する部分がメインとなってくる。 「選挙ってどうなっていくんだろうっていう部分が安田さんとのシーン」と言い、安田とのツーショット写真を見て「悪い2人ですね、これ」と笑みを浮かべた。