コースの質がすべてじゃない!? 「二度とプレーしたくない」けど「また行ってもいい」ゴルフ場とは?
いいショットが報われない理不尽なコースはNG
ゴルフが大好きな飲食店の店長さんとゴルフの話をしていたとき、次のような話題になりました。 【写真】バレたら“永久追放”!? これがマスターズで“持ち込み厳禁”の品目です 「最近ゴルフの調子がよくて、ついに覚醒したと浮かれていたら、その次のラウンドで大叩きしてゴルフをやめようかどうしようか悩んでいるところです」 彼が本気でゴルフをやめる気がないのは分かっていますが、大のゴルフ好きがやめたくなった理由を聞いてみました。
「前々回のラウンドは埼玉県のAゴルフ場に行って84でした。ボクとしては上出来のスコアです」 「ところが前回のラウンドは茨城県のBゴルフ場に行って、ショットの調子は全然悪くなかったんですけど101でした」 「何が起こったかというと、ティーショットもセカンドショットも狙ったところに打てているんですが、フェアウェイとグリーンのアンジュレーション(傾斜)がとにかく異常で、フェアウェイに飛んだボールが池に落ちていたり、グリーンに乗ったと思ったボールがとんでもないところにこぼれていたりするんです」 「セルフプレーですけどカートナビでホールレイアウトやグリーンの傾斜は確認できますし、そのゴルフ場のメンバーさんが同組でしたから警戒すべきポイントは教えてくれるのですが、それがこちらの想像をはるかに超えているんですよ」 「予想外の池ポチャが多すぎて、メンバーさんの前ではいえませんでしたけど、二度とプレーしたくないなと思ってしまいました」 筆者はこのコースでプレーしたことはありませんが、このコースの設計者が手がけた別のゴルフ場をプレーしたことがありますから、ニュアンスは何となく分かります。 ひと言で表現すると理不尽なコースレイアウトなのです。そんなに悪いショットではなくても、とんでもない罰を受けるワナがコースのあちこちに仕掛けられています。 ゴルフは理不尽なスポーツといわれれば、確かにそういう側面もあるのですが、アマチュア相手にそこまでシビアなセッティングにしなくてもよいのではないかと感じることがあります。