西東京3連覇目指す日大三が初戦突破も苦戦 5回まで無得点のチームに指揮官バッサリ「課題は全部です」
<第106回全国高校野球選手権西東京大会:武蔵 0―6 日大三> ◇10日◇スリーボンドスタジアム上柚木 【一覧】日大三vs武蔵 イニングスコア 10日、夏の西東京大会三連覇を目指す日大三が武蔵との初戦を迎え、6対0で勝利した。 試合中盤まで両先発の好投が続き、スコアボードに0が並んだ。先発の山口 凌我投手(2年)はキレのある変化球を有効的に使い4回7奪三振無失点の好投も、5回の先頭打者に四球、続く打者に安打を許したところで降板。ピンチの場面でエース左腕・谷亀 和希投手(3年)を投入すると、無死1,2塁から無失点で切り抜ける見事な火消しでチームを救った。エースの好投に三木 有造監督も、「点を取られるといやな場面だったので、良く抑えてくれた」と称えていた。 沈降していた打線は後半に奮起した。6回に2本の犠牲フライで先制すると、7回にも本間 律輝(2年)、主将の土井 貴仙外野手(3年)の適時打などで4点を追加して試合を決めた。 初戦を勝ち切ったが三木監督は、「課題は全部です」とバッサリ。土井主将も、「ストライク、ボールの見分けが出来きていなかった。あと一本出ればという場面でボールを振ってしまった」と改善点を口にしていた。