梅雨の大阪 長居でハナショウブやアジサイ見ごろ
見ごろを迎えたハナショウブ園。そばの池には黄色のスイレンも咲き誇る THEPAGE大阪
5日の近畿地方は、明け方に雨が降るなどしたが日中は晴れ間が広がり、大阪管区気象台によると、大阪市内では最高気温23.5度を観測した。前日に近畿地方が梅雨入りしたと見られると発表されたが、同市東住吉区の長居植物園では、ハナショウブやアジサイが見ごろを迎え、多くの人でにぎわいをみせている。
ハナショウブ園は40品種・約900株
同植物園によると、アジサイ園では30品種・約6200株の花が咲き誇り、ハナショウブ園でも40品種・約900株咲くことから、毎年多くの見物客でにぎわう。また、ハナショウブ園のそばの池ではスイレンも見ることができ、こちらも黄色など色鮮やかな花を咲かせている。 同日は貴重な晴れ間とあって、朝から多くの見物客でにぎわう。大阪市住吉区から来たという女性(37)は「早朝は雨やったけれど晴れたんで、家族と一緒に来てみました。そしたら、これだけ咲いてたんでラッキーです。子供が(園内を回る)機関車に乗れて楽しかったと言ってます」などと話していた。
同気象台によると、6日の近畿地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、午後は雨の降るところがある見込みだという。