<神木隆之介>「海に眠るダイヤモンド」最終回の見どころ語る 「端島のパワーや歴史が2018年に残っていることを実感」
神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)最終回が12月22日に2時間スペシャルで放送される。最終回を目前に主演の神木さんが、約5カ月に及んだ撮影現場を振り返り、反響を呼んだ告白シーンや一人二役の撮影の裏側、最終回の見どころなどについて語った。 【写真特集】一人二役の難役をこなした神木隆之介 ムードメーカーになった監督の姿も! 撮影現場の貴重写真
ドラマは、明治の初めから戦後の高度成長期にかけ、石炭採掘で発展した長崎県の端島(軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の物語。脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井さんのドラマ「アンナチュラル」「MIU404」(同系)、映画「ラストマイル」チームが手がけている。
◇朝子への告白シーンは「百合子と賢将のプロポーズに負けないシーンを」
--日曜劇場の座長として5カ月走りきった今の心境は?
まだどこか終わった気がしないですね。またいつ渋川(群馬県)や伊豆(静岡県)の撮影に呼ばれるかなって(笑)。徐々に終わっていく感覚はありますが、僕の中では放送が終わるまでは続いているんだろうなと思います。頑張ったご褒美に自分に何かあげようかなと考えはじめています!
--全編を通して、印象に残っているシーンを教えてください。
第1話の端島銀座でリナ(池田エライザさん)が端島音頭を歌うシーンです。池田さんの歌はもちろん、エキストラの島民の皆さんが大勢で踊る力強いシーンで、撮影でもパワーをもらえましたし、これが端島なのだと実感できた瞬間でした。ちなみに、そのあと鉄平とリナが地獄段で話をしていますが、その内容はアドリブ。本番では「え、私、盆踊りもやるの? 聞いていないよ!」「ごめん! 今決めたから!」というやり取りでした。放送で音声は使われなかったのですが、しっかりお芝居していました。
--第6話の朝子(杉咲花さん)への告白シーンの反響が多く寄せられましたが、演出は神木さんからの提案だったそうですね。