人生がうまくいく人がやっている「割り切る」習慣 「年を取ると不幸になる人たち」の共通点とは?
■自分を「大きく見せよう」としない 人前に出ると、「自分を良く見せよう」とか、「少しでも賢く見せよう」としてしまう人がいます。 日本には、学歴や職業だけで、その人を「賢い」と見る風潮がありますから、それを期待しての行動ですが、仕事や人生がうまくいっている人は、自分の言動がそうした受け取られ方をしないように細心の注意を払っています。 周囲の人から「自分を客観視できない見栄っ張りな人」とか、「周囲の目を意識している虚栄心が強い人」と見られることを知っているからです。
虚栄心が強い人は、自分の存在を大きく見せることで、一時的な心地よさを感じていますが、周囲の人は本人が考えているほどには、好意的に受け取ってくれません。 自分の見栄や虚栄心を抑えるためには、次のような視点を持つことが大切です。 ・人と自分を比較して考えない ・自分の長所と短所を受け入れる ・周囲の目ではなく、自分の価値観で行動する 私が相手に対して、「この人は頭がいいな」と感じるのは、学歴に関係なく、ものごとを簡略化して、理路整然と面白く話ができる人です。大事なのは、自分を大きく見せることではなく、「いい大学を出ているのに、話が面白くないな」と思われないことだと思います。
日本人は責任感が強いため、何でも自分1人で解決しようとする傾向がありますが、「自分のチカラだけで何とかする」と思い込んでしまうと、緊張や不安に悩まされることになります。 仕事を効率よく進めている人に共通するのは、自分のスキルを過信せず、自分1人で何でも抱え込まない……と考えていることです。 明日までに終わらせる仕事が、夕方になっても残っていたら、あなたはどうしていますか? 最近は働き方改革によって、残業時間が制限されていますから、簡単に残業を申し出ることはできない状況だと思います。ほとんどの人は、仕事を持ち帰って、家で作業することを考えると思いますが、効率よく仕事をしている人は、そうした発想をしていません。