前チームからのレギュラー5人が主軸の青森山田、打率4割超えの打者もズラリ【東北大会ベンチ入り選手紹介】
昨年夏の甲子園で4強に入った青森山田(青森)は、昨年秋の東北大会で準優勝を果たして、今年のセンバツ出場をほぼ手中に収めている。昨年センバツでも8強に入るなど、強さが光り、悲願の初優勝を視野に入れ始めている。 【一覧】東北大会ベンチ入り選手 昨年夏甲子園の準決勝、京都国際(京都)戦でスタメン出場した選手中、2年生は5人いた。そのメンバーはそのまま秋からの新チームの主軸となっている。 【投手陣】 昨年秋は、すべて継投で勝ち上がった。背番号1は、昨夏甲子園の準決勝で先発した下山 大昂投手(2年)。重い球質の最速140キロの直球が武器で、リリーフとして常に試合を締めくくる役目を果たし、勝利に導いた。また、甲子園マウンドを経験した菊池 統磨投手(2年)や、乕谷 朔ノ助投手(2年)が投手陣を支える。乕谷は昨年秋の青森、東北大会では全試合に先発した。3回程度の短いイニングながら、しっかり試合を作ってチームの勝利につなげた。 【野手陣】 昨夏甲子園4強の4選手が主軸を務める。全チームから不動の1番だった佐藤 洸史郎外野手(2年)が今年も1番。秋の青森大会では2試合連続アーチをマークするなど、打率5割を超える活躍を見せた。 前チーム2番だった佐藤 隆樹外野手(2年)が3番、7番だった蝦名 翔人内野手(2年)が4番、8番だった菊池 伊眞内野手(2年)が5番と、クリーンアップを形成する。菊池は東北大会で全試合安打をマークして、打率.500を残した。4試合中、3試合でマルチ安打をマークして打線をけん引した。 その他、伊藤 英司内野手(2年)、永廣 登偉内野手(2年)、葛西 陽永外野手(2年)も、この秋の青森、東北大会の通算打率が4割を超えている。 経験豊富な5人を中心に、今年のチームも層が厚い青森山田が、今センバツで更なる飛躍を狙う。