スズキが「電動台車」、新興企業と共同開発…世界最大級の展示会に初出展
【ラスベガス(米ネバダ州)=奈良橋大輔】世界最大級のテクノロジー展示会「CES」に、スズキは今回初めてブースを出展し、新興企業と共同開発した電動車両や軽トラックなどを展示した。
8日に会場で読売新聞などの取材に応じた鈴木俊宏社長は、「スズキの理念に共感してくれる人たちとのつながりを持ちたい」と狙いを説明した。
CESの主要テーマとなっている人工知能(AI)に関し、鈴木氏は「AIは我々が考えている以上に進展している。遅れないように取り組みたい」と述べた。現在は翻訳や文書作成にとどまるAI活用の幅を広げ、開発や営業などにも生かす考えを示した。