【中日】井上一樹監督「ポジティブ思考」で甲子園楽しむ。昨年0勝の“鬼門”攻略だ
中日・井上一樹監督(53)が2日、“ポジティブ思考”での鬼門突破を誓った。昨季のビジター戦績は72試合で25勝43敗4分け。一時は敵地13連敗を喫し、なかでも甲子園は0勝10敗1分けと完敗を喫した。 「土の球場が苦手なのかとか、風が駄目なのかとか考えたけど、選手が(甲子園との相性を)意識しすぎだと思う」と分析。「爪痕を残そうってぐらいの気持ちじゃないと」と選手にマインドチェンジを促した。 自身の現役時代は、甲子園の「大観衆のため息が快感だった」と強気で打席に立っていた。06年8月30日の9回2死では当時の守護神・藤川から代打同点弾。罵声すらも快感だったという。 アウェーの空気も「ポジティブに考えて、攻めていくしかない」と指揮官。今季の甲子園での初戦は4月11日。23年9月27日以来、562日ぶりの鬼門での白星をつかむ。(森下 知玲)
報知新聞社