戸田恵梨香が“細木数子物語”で女優復帰! Netflixが昭和ドラマ戦略で描く勝ちパターン
女優の戸田恵梨香(36)が撮影中にダウンしたことを発売中の「週刊女性」が報じたが、その作品がNetflixの細木数子の自伝的配信ドラマだということが話題になっている。 【レア写真】戸田恵梨香の着物姿(2015年) 同誌によると、8月ごろに細木数子のホステス時代を再現するために千葉県にある体育館に当時のクラブを再現したセットを作ったのだが、撮影中に戸田が体調を崩し、数日間撮影を中止したというもの。 戸田は昨年5月に松坂桃李(36)との間の第1子を出産後は子育てに集中。ようやくこの秋から芸能活動を再開しはじめたところで、細木数子物語は戸田の女優復帰作となるため、並々ならぬ思い入れもあるようだ。 細木といえば、2000年代に「地獄に落ちるわよ!」など数々のセンセーショナルな“名言”で占い番組などで活躍。だがその半生は10代にして夜の世界にどっぷりつかり、銀座のクラブを経営し、政治家から暴力団まで“黒い交際”が絶えることはなかった。信者たちは、鑑定のために何千万円もの現金を持って細木の京都の豪邸に通ったともいわれ、カネと欲にまみれた昭和の象徴的存在だった。 「ジャニー喜多川と同じで、細木さんが亡くなってからこそ語れる、アンタッチャブルな人物でした」(テレビ関係者)という声もある。 元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏は「Netflixの勝ちパターンが見えてきた」としてこう続ける。 「これまで徹底して情報解禁しない姿勢を保っていたNetflixが、今回は情報を小出しにして期待をあおるように切り替えたのは、日本作品の勝ちパターンが確立したからでは。『全裸監督』『極悪女王』の共通項は、昭和のサブカル色の強いジャンルとアクの強い主人公の成り上がりストーリー。当時を知る昭和世代には懐かしく、若者には昭和サブカルが新鮮に映る。アウトロー気味サブカルは地上波放送は難しく、配信の独壇場です。またアジア圏、特に東南アジアは発展途上中の勢いが昭和と重なり、非常に共感される。そんな配信番組の視聴者に刺さる次なる人物が細木数子さんとなれば、おのずと期待値も上がります」 朝ドラ女優の戸田恵梨香が主演というのも驚きだ。 「娘時代から老け役まで波瀾万丈な女の一生を演じて、演技派女優としてさらなる飛躍へと引き受けたはず」(鎮目氏) 好感度女優・戸田の“ドスのきいた”演技に期待だ。 ◇ ◇ ◇ 戸田恵梨香の所属事務所「フラーム」は、元所属芸能人の広末涼子の不倫騒動の末の退所で大ダメージを受けたようだ。関連記事【もっと読む】戸田恵梨香にのしかかる「広末涼子の尻ぬぐい」…“長期育休”かなわずスピード復帰も…では、広末ショックのリカバリーを任された戸田恵梨香について伝えている。