バスケ日本代表の18歳・渡辺伶音、4年後ロス五輪「絶対出る」現役高校生で唯一招集 好きな選手はノビツキー
バスケットボール男子日本代表は2025年アジア杯予選で21日にモンゴル(宇都宮)、24日にグアム(アウェー)と戦う。13日は都内で強化合宿が公開され、唯一の高校生で招集された渡辺伶音(れおん、福岡大大濠高)が取材に応じた。 自身、初めてのトップカテゴリーの日本代表合宿。少し緊張の面持ちで、「まだ始まったばかりで緊張感も完全に抜けているとは言えないかもしれないが、すごい今まで自分が子どもの時から見てきた選手たちとやれているのはすごい楽しい。毎日刺激をもらっている」と語った。 渡辺は、近所の体育館で頻繁に行われていたNBL(Bリーグの前身)の試合をよく見に行ったことをきかっけに小2からバスケを始めた。好きな選手はNBAでレジェンドのダーク・ノビツキー(ドイツ)で、「プレーの動画とかいっぱい見ていた」という。 204センチで登録された身長もまだ止まっていない。足のサイズは36センチ。外角のシュートも得意とするビッグマンで、将来期待の新星だ。ホーバス監督も「18歳とか全然考えていない。彼はまじめな選手。フィジカルが少し足りないけど、弱くない。今回おもしろいかなと思う」と語っていた。渡辺は、パリ五輪前に行われた若手中心の合宿で、ホーバス監督から「ロサンゼルス(五輪)狙えると思う」という言葉をもらったと言い、「ロス五輪に絶対出るんだって気持ちは、すごい強く思っている。(福岡大大濠高の)片峯先生も『そこで自分が日本代表に選ばれて、輝ける姿を想像して』とアドバイスくださったりしている。そこは自分も本気で狙う気持ち」と口にした。
報知新聞社