阪神・糸井嘉男SAが阪神電鉄に「駅を作って」と珍要望 2軍新球場建設工事現場を訪問
阪神・糸井嘉男スペシャルアンバサダー(SA、43)が30日、尼崎市内にある「ゼロカーボンベースボールパーク」(2025年3月開業予定)の建設工事現場を訪問。球団施設を見学した後、阪神電鉄に新駅を作るように要望した。 【写真】坂道をダッシュし笑顔を見せる糸井嘉男氏 「駅作ったら? ここに! ちょうど駅があったら、電車の前まで坂を走らなあかんねんから」 糸井SAがジョークでお願いしたのはダッシュ用に作られた坂道の頂上付近。糸井SAは「(フジテレビの人気バラエティー番組)逃走中でハンターから逃げなアカンから練習していい?」と試走。「めっちゃいいやん」とお気に入りとなった。阪神なんば線でいえば高架になっている大物駅から出来島駅との間にあり坂を上り切ればちょうど車窓と並行になる。糸井SAは車内の乗客に手を振ったりしていた。 選手寮も併設されているため、新駅を作れば、若虎たちは必然的に新名物を駆け上がらなければいけなくなるわけだ。 「僕、若いとき、めっちゃ走っていました。スプリントトレーニングや坂(ダッシュ)ばっかりでしたね」 現役時代に超人と呼ばれた男はグッとマジメな表情になった。通算171本塁打。投手から野手に転向し、日本ハム、オリックス、阪神で活躍できたのは下半身を徹底的に鍛えたからだ。「若いときにしかできないことがあると思う。練習をたくさんやってほしいですし、素晴らしい施設を最大限利用して、やるのは自分ですし、成長する上で自分にムチを入れてやってほしいと思います」 室内練習場やウエートルームを見ても大興奮。「これからはばたく若い選手を見られるので、僕もSAという立場で散歩しながら見ようかなと思います」。糸井〝駅長〟も志願!? 虎の育成がいよいよ出発進行となる。