【白髪は治療する時代】その方法はなんと、再生医療から生まれた白髪注射!?「50代白髪調査隊がゆく! 白髪の悩みQ&A」
「髪を作る細胞」と「色素を作る細胞」を活性化
廣瀬:まず白髪になるメカニズムをご説明し、そのあと治療の内容についてお話ししますね。 髪は頭皮にある毛根から生えているわけですが、その毛根部分に「髪の毛を作る細胞(毛母細胞)」があります。この毛母細胞を活性化することで、発毛・育毛を促します。また、白髪を改善するには、髪の色を司る細胞にもアプローチします。 というのも、髪の毛はつくられたときは、もともと透明(無色)。それが、毛根にある「色素を作るメラノサイト」で作られた色素で色がつけられて、黒や茶色の髪の毛として生えてきます。ところが、それらの色素を作る細胞の働きや、色素を毛髪に受け渡す機能が弱くなっていると、髪に色がつかないまま生えてきてしまい、白髪になります。色素を作る細胞の働きを元気にしてあげることで、白髪の進行を抑えることが可能になります。 セトッチ:「髪を作る細胞」や「色素を作る細胞」の働きが弱くなってしまうのはなぜですか? 廣瀬:その原因はいろいろあって、加齢や遺伝のほか、外部からの刺激、精神的なストレス、不規則な生活、栄養不足、ホルモンバランスの乱れ、などが影響します。 セトッチ:では、その「毛髪を作る細胞」と「色素を作る細胞」の働きを活性化すればよいということですね。どうやってこれらの細胞を元気にするのでしょうか? 廣瀬:細胞そのものが死んでしまっていたら、もう対策がないのですが、今挙げたような原因でダメージを受け、「髪を作る細胞」や「色素を作る細胞」の働きが弱くなっているだけであれば、細胞の機能を以前のレベルに戻してあげることで元気な髪が生えて、髪色の回復も期待できるというわけです。
毛根に栄養を与え、頭皮の血流を改善。さらに…
廣瀬:当院では3つのアプローチで白髪の原因を解消し、白髪を抑えて黒髪が生えるようにサポートします。 ひとつ目は、髪の毛を再生するための栄養補給。髪の毛を作るもとになる毛母細胞や、色素を作るメラノ細胞に栄養を与え、細胞の働きを活性化します。 ふたつ目は、血流を改善すること。毛髪の成長に必要な栄養は、血液によって毛根に運ばれてきますので、血流が悪いと必要な栄養が届かず、脱毛や白髪の原因になります。 セトッチ:これは、わかりやすいです。髪も皮膚や筋肉と一緒で、材料となる栄養がないと作ることができないですもんね。 廣瀬:はい。これが当院で使用している「Cellbooster®HAIR (セルブースターヘア)」という薬。特許取得のCHACテクノロジーを使用し、頭皮に栄養を与え、毛根の強化と毛髪の成長の促進、抜け毛や脱毛症、白髪を予防します。
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