【白髪は治療する時代】その方法はなんと、再生医療から生まれた白髪注射!?「50代白髪調査隊がゆく! 白髪の悩みQ&A」
白髪お悩み歴15年。50代後半になってもいまだ白髪対策迷走中のセトッチが、白髪の悩みを解消すべく、情報収集に奔走する連載。今回からは2回にわたり、再生医療を応用した「白髪注射」を取材。白髪やダメージなど、さまざまな髪悩みの解決法を模索してきたOurAge編集部員のギリコとともにその正体に迫る。
今注目の再生医療を応用した白髪治療をレポート!
セトッチ:この連載ではまず4社総勢5名の髪の研究者に黒髪が白髪になるメカニズムや髪のエイジング対策などについて取材しました。そのあとは白髪染めをしている人に向け、ギリコさんおすすめのアイテムを合計42品紹介しましたが、その後また何かよいものは見つかりましたか? ギリコ:(ニヤリ)ケアアイテムではないのですが、興味深いものを見つけました!とあるクリニックが行っている治療に、なんと「白髪注射」というものがあったんです。 セトッチ:白髪注射? ギリコ:そのクリニックでは薄毛や脱毛、白髪など、毛髪に関する治療を行っていて、そのひとつが「白髪注射」と呼ばれているのです。今までこの連載では主に美容面から白髪ケアについてアプローチしてきましたが、白髪注射は医療面からの対策。いわゆる再生医療によって白髪の改善が期待できるというもので、今、私が最も注目している白髪対策です。 今や再生医療は美容の分野にもどんどん取り入れられていて、シミやシワの治療をはじめ、最近では、再生医療の応用から生まれた化粧品まであるんですよ。 セトッチ: 再生医療ってニュースなどでよく話題になっていますが、私はよく知らないんです。 ギリコ:では、簡単に説明します。再生医療というのは、病気やケガなどで機能を失った組織や臓器を修復、再生する治療のこと。患者さん自身の細胞、あるいは他の人の細胞などを用いて、組織や細胞を人為的に作り出し、それを移植することで、失われた組織や臓器を再生するという治療のこと。もはやさまざまな治療分野において用いられているんですよ。 セトッチ:なるほど。組織や細胞を作り出すってなんだかすごい世界ですが…。でも、その技術でどんなふうに白髪を治療するのでしょうね? ギリコ:ですから、今回はそのあたりをしっかりクリニックに取材しましょう! 今日お話を伺うのは、都内を中心に7つのクリニックを持ち、毎月20~30人、年間約300人が白髪治療に訪れるという「銀座よしえクリニック」の総院長の廣瀬嘉恵先生です。
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