MTG、子会社がマーケティング費を過少計上の疑い 調査委員会立ち上げ
MTGは12月12日、連結子会社であるM’sエージェンシーにおいて、マーケティング費の過少計上の疑いがあることが判明したと発表した。 今年の12月上旬、広告代理業、広告に関する企画・制作を行うM’sエージェンシーにおいて、主に2024年9月期中に広告に関連する仕入計上に関する書類の改ざんなどにより、費用の計上年度のズレもしくは未計上が発生している疑いがあることが判明した。その範囲や影響金額については調査しているが、現時点で判明している範囲では累計約660百万円の費用の過少計上となっている可能性があるという。 MTGはマーケティング費の過少計上の疑いに係る事実関係及びその範囲や影響金額について調査の上、その原因の究明や再発防止を図るために、同13日に外部の専門家を含む特別調査委員会を立ち上げた。特別調査委員会による調査結果については、調査報告書を受領次第、速やかに開示する。 MTGは「株主・投資家の皆様をはじめ、関係者の皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪している。
日本ネット経済新聞