【巨人】阿部監督「不思議なピッチャー」と称賛 堀田賢慎の合言葉は「回の先頭は大事に」リリーフの経験生かす
◇プロ野球セ・リーグ 巨人4-0DeNA(15日、 福井県営球場) 6回無失点に抑えた巨人・堀田賢慎投手は今季3勝目をマーク。力強いストレートを武器にDeNA打線を抑えました。 【画像】巨人・堀田賢慎投手のストレートに球場はどよめく 4回には3番・宮崎敏郎選手、4番・牧秀悟選手、5番・筒香嘉智選手の強力なクリーンナップに真っ向勝負で三者凡退。「前回は6イニング目の途中で終わってしまったので、6イニング目に上がった時に絶対投げきろうと思った」と、今季自己最長となる6回90球を投げ、2安打2四死球無失点。先発の役割を果たすピッチングを見せました。 この日の投球について堀田投手は「おととし、去年はいいピッチングを続けられなかった。いつも以上に気持ちが入った試合だったので、そこで今日のようなピッチングできたのはすごく良かったなと思います」と振り返りました。 一方で「ストレートは良かったんですけど、カウントが悪くなったり、課題が見えた。次の登板に生かしていきたいと思います」と反省も口にしました。 今シーズンに投げた8試合のうち6試合は中継ぎとして登板していた堀田投手。「回の先頭は大事にしてやっていて、中継ぎの時からそういう気持ちでやっていた。先発になっても変わらずに投げられたのが良かったのかなと思います」と、中継ぎの経験が生きたエピソードも明かしました。 阿部慎之助監督は「最後の方、球数が増えてくるとのらりくらりだったんですけど、それまではバッターとしっかり勝負できていましたし、自分のピッチングができていたのかなと思います。打てそうで打てない、不思議なピッチャーですね」と称賛のコメントを残していました。