先発要員のドジャース・ミラー（ロイター）

◆米大リーグ　カージナルス―ドジャース（１７日、米ミズーリ州セントルイス＝ブッシュスタジアム） 　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が１７日（日本時間１８日）、敵地・カージナルス戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。エンゼルス時代も含め、カージナルス戦だけ本塁打を打ったことがないが、４試合ぶりの３８号で、メジャー７年目で日本人選手初となる「３０球団制覇」に期待がかかる。カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手（２６）も「６番・右翼」でスタメン入りした。 　試合前には、ドジャースが計４選手の入れ替えを発表した。昇格したのは先発するミラーと救援のブレージャー。メジャーデビューした昨季、１１勝を挙げて今季も飛躍が期待されたミラーだが、今季はここまで７登板で１勝２敗、防御率８・０７と苦しみ、７月９日（同１０日）の敵地・フィリーズ戦で４回１０安打９失点と大乱調してその後はマイナーに降格していた。かつて広島でプレーした経験もある３６歳右腕のブレージャーは、右ふくらはぎを痛めて負傷者リスト（ＩＬ）入りしていたため、４月以来のメジャー復帰となる。 　代わってマイナー降格となったのは先発のロブレスキと、救援のグローブ。今年７月にメジャーデビューしたばかりの２４歳左腕・ロブレスキは、前日１６日（同１７日）に５回４安打４失点でメジャー初勝利をつかんだが、無念の降格となった。２７歳右腕のグローブは、前日に登板したが３分の１を投げて２失点だった。