「何を言えばいいのだろうか」エ軍メディアがア・リーグ西地区の“最悪契約ランキング”発表「大谷翔平が去ってDHとして活躍が期待されたが、またしても…」
現地8月10日、ロサンゼルス・エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』は、ア・リーグ西地区の5チーム(エンジェルス、ヒューストン・アストロズ、オークランド・アスレティックス、シアトル・マリナーズ、テキサス・レンジャーズ)を対象とした“最悪契約ランキング”を発表した。 【動画】大谷翔平、山本由伸、今永昇太、鈴木誠也が出場したドジャース対カブスのハイライト! 選考は、高額報酬を得ているにもかかわらず、契約期間中にどのような成績を収めたのか、また今後の契約残り期間でどのような活躍が期待できるのか、といった部分に焦点を当てている。 5位に選んだのは「1600万ドル(約22億6000万円)の契約で復帰しながら、自信を抱かせるような姿を見せていない。少なくとも5打席以上、打席に立った野手24人のうち、fWARは-0.5で24位。野手で最高給取りだが、打撃不振に陥っている」と称したミッチ・ハニガー(マリナーズ)だった。 4位にはマイク・トラウト(エンジェルス)が入った。「純粋な金額(12年総額4億2650万ドル=約600億円)を見れば、断然最大の契約だ。ほかのノミネート選手と違うのは、2019年の契約締結後にハイレベルなパフォーマンスを発揮したこと。19年に本塁打数(45)と長打率(.645)でキャリアハイを記録し、3度目のMVPに輝いた。ただ、過去2年は球団とファンの両方にとって憂鬱なものだった」と記している。 3位はランス・マッカラーズJr.(アストロズ)。「全盛期は球界屈指の“厄介”な投手として、圧倒的な投球で猛威を振るい打者を唖然とさせた。しかし、22年に新契約(5年8500万ドル=約120億円)を結んだ後、投げたのはわずか47.2回。23年と24年は全休する。復帰スケジュールは不透明で、球団は投資分を回収できるとは考えにくい」と、故障の多さを理由に挙げた。 2位には、「耐久性に大きな疑問符が付く」と評したジェイコブ・デグロム(レンジャーズ)が入った。「5年1億8500万ドル(約262億円)で23年に加入。この契約を多くの人は高すぎると感じたものだ。当時34歳と、30代半ばの投手がこれほどの金額を受け取ることはほとんどないからだ。1年目の23年に6試合を投げた後、2度目のトミー・ジョン手術。そして24年9月13日に復帰する予定だ。本人は懐疑論者を黙らせ、かつての投球を取り戻したいと願っているが、剛腕だけに身体への負担が大きい。マウンドに上がれば圧倒的な投球を見せるだろうが、耐久性に疑問がある」として、2度のサイ・ヤング賞受賞者を選んだ。