【川崎マイラーズ】ムエックスが5馬身差の独走で重賞初制覇 張田昂「また勝たせてもらったという感じ」
川崎競馬場で3日に行われた東京スポーツ賞・SⅢ第17回川崎マイラーズ(4歳上、1600メートル)は、2番人気のムエックス(牡7・張田京)が道中2番手から抜け出し、重賞初制覇を達成。逃げたアランバローズを目標に4コーナー入り口で並びかけると、あとは後続に5馬身差をつける独壇場だった。勝ちタイムは1分42秒3(良)。 2着に4番人気のギャルダル(牡7・川島一)、さらにクビ差の3着に7番人気のリンゾウチャネル(牡9・荒山勝)が入った。なお、1番人気のアランバローズ(牡7・林正人)は7着に敗れた。上位2頭は3月7日に行われるSⅠ京成盃グランドマイラーズ(船橋1600メートル)の優先出走権を獲得した。 昨年大みそかの東京2歳優駿牝馬=プラウドフレールに続き、南関東の新年初重賞を制した張田昂は「休み明けで不安な部分もありましたが、期待以上の走りをしてくれました。イメージより前に行きましたが、馬の手応えなりで行ったので気にしていませんでした。終始手応え良く気持ちよく走っていました。(勝利を)プレゼントしてあげられたというより、また勝たせてもらったという感じです」と、表彰台では終始笑顔だった。 一方、張田京調教師もご満悦の様子。「ここを目標にきました。強かったですね。前走後休ませたのがいい休養になったかと。まだこれからの馬だと思うよ」と、明け7歳でも伸びしろを期待していた。今後は23日に行われるSⅢ報知グランプリC(船橋1800メートル)を視野に入れる。
東スポ競馬編集部