新居すぐるvs摩嶋一整

　7月28日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント『超RIZIN.3』の追加対戦カードが発表された。［RIZIN MMAルール:5分 3R（66.0kg）］として、新居すぐる（33=HI ROLLERS ENTERTAINMENT）と摩嶋一整（32=毛利道場）が対戦する。 　両者は格闘家の他にクラブのセキュリティ（新居）、工場勤務のサラリーマン（摩嶋）という全く異なる顔を持つ。 【動画】新居と摩嶋が勤務先で超RIZIN出場決定を告げられる瞬間 　新居は昨年9月のPANCRASEフェザー級王座決定戦で、亀井晨佑に洗濯バサミを極めて王座戴冠。大晦日には、RIZINで弥益ドミネーター聡志と対戦し、右フックで豪快KO勝利を収めた。現在5連勝中と勢いに乗る。またクラブのセキュリティ（バウンサー）としての顔も持ち、SNSではクラブに関する動画を投稿し人気となっている。 　対する摩嶋は第3代Rebel FCフェザー級王者で多彩かつ強力な極め技を持つ実力者。20年8月のRIZIN参戦から3連敗だったが、その後は芦田崇宏、横山武司と連勝。今年2月の前戦では今成正和と対戦し、グラウンドのヒジ連打で今成を追い詰めるも、下からの腕十字を極められ一本負けを喫した。普段は山口県の工場で勤務している。 　今回の対戦カードはRIZIN公式SNSで1人ずつ発表されたが、新居は昨夜24時、摩嶋は本日12時とそれぞれの仕事の特徴を表した時刻に公開されていた。試合決定を受けて、両選手の意気込みが主催者を通じて届いている。 新居 「この舞台で戦える事、選手として本当に嬉しいです。相手は影の実力者、マジマ選手。メインのフェザー級の試合の前にしっかり会場を温めるくらいド派手にフィニッシュ決めて自分の仕事してきます。激戦区のフェザー級戦線、強豪外国人選手が沢山来てる中こんなところで負けてられない。マジマ選手、潰し合い、楽しみにしてます」 摩嶋 「このような大きな大会に出場できることを格闘家として光栄に思います。良い試合をして4万人の会場を沸かせます。そして新居選手から1本勝ちを極めて、自分が勤務している会社にも勝利の報告をしたいと思います。応援よろしくお願いします!」 　フェザー級生き残りを懸けた重要な一戦。この勝負を制して次へ進むのは新居か、それとも摩嶋か。