「EV国盗り合戦」に"伏兵"現る!ソニーGが新会社設立へ
1月4日アメリカ・ラスベガスで開催のテクノロジー見本市「CES」でソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長がEV事業新会社設立を発表した(写真:ブルームバーグ)
あけましておめでとうございます! コロナも落ち着き、年末年始はお出かけされた人も多かったかもしれません。私も新幹線を利用して帰省しましたが、以前までとはいかなくても、コロナへの不安も少しずつ和らいでいるようでどこも混んでいたように感じています。 さて、日経平均株価は12月30日、2万8791円で取引を終了。2万9000円まであと少し届かず残念!という大納会になりました。しかし、1月4日の大発会は510円高となり、一気に2万9000円を突破してきました。大幅安で年が始まると地合いも気持ちも暗くなりますから、幸先のよいスタートとなりました。 2021年に日銀のETF買い入れ基準が変更になって以降、ファーストリテイリング(9983)やソフトバンクグループ(9984)などが長く売られる状況が続いています。それでも日経平均株価が堅調に推移しているのを見ると、多くの企業がコロナ禍であっても好調な業績を叩きだせるようになってきたわけで、日銀によって長らく株価を下支えしてきた状況は着実に出口へと向かっているのでしょう。
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横山 利香