【新NISA】つみたて投資枠での毎月の積立平均金額は5万8628円。月3万円を「年率3%」で20年間運用したら資産はどう増える?シミュレーション
2024年1月から新NISAがスタートしました。金融庁の調査によると、NISAの口座数は2022年12月末時点で1800万口座だったものが、2023年12月末には2136万口座まで増加しています。 【シミュレーション結果をすぐに見る】「月3万円を年率3%・5%」で20年間運用した推移のシミュレーション結果を確認!利回り5%なら利益だけで500万円もの金額に そんな中、オカネコが公表した「新NISAの利用意向調査2024年4月」によると、つみたて投資枠での毎月の積立平均金額は5万8628円であることがわかりました。 ライフステージや家族構成等によっても、拠出できる金額は異なると思います。長期で積み立てる必要があるため、途中で挫折しにくい「現実的な金額」での設定が重要になるでしょう。 そこで今回は、積立投資で「月3万円」積み立てたときの期待できる結果をシミュレーションしました。 利回り3%のケースと5%のケースで比較したシミュレーション結果も掲載しています。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISA(ニーサ)制度とは?ポイントをわかりやすく整理
2014年1月に創設され、2024年1月に生まれ変わった「NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)」。認知度は向上しているものの、いまいち旧NISA制度との違いがわからないという方もいるでしょう。 まずは新NISA制度について今一度おさらいしておきます。 ●新NISAのポイントまとめ ・非課税保有期間:無期限化 ・口座開設期間: 恒久化 ・「つみたて投資枠」と「成長投資枠」:併用可能 ・年間投資枠: 成長投資枠「年間240万円」・つみたて投資枠「年間120万円」 ・非課税保有限度額:全体で1800万円(成長投資枠:1200万円※枠の再利用可能) 2024年からのNISAでは、商品を売却した場合、翌年以降売却した商品の簿価の分だけ非課税投資枠が復活し、再利用が可能になりました。 「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用が可能となったことも、大きなポイントといえるでしょう。 NISAを利用するには、銀行や証券会社にてNISA口座を開設する必要があります。それぞれの金融機関によって、取扱う金融商品や手数料が異なるため、始める段階でよく吟味することが大切です。