【札幌】三上大勝GM、9年ぶりJ2降格に「非常に大きな責任」進退は株主らに判断委ねる方針
北海道コンサドーレ札幌の三上大勝代表取締役GM(53)が4日、札幌・宮の沢のクラブハウスで取材対応した。 9年ぶりのJ2降格確定について「最終的にJ1残留という最低限の目標を達成することができなかったということに対して、非常に大きな責任を感じている」と話した。 この日、18年から指揮を執ったペトロビッチ監督(67)の今季限りでの退任をクラブが正式に発表。「7年前にミシャにぜひこのチームを率いてほしいという思いがあったのは、このクラブが北海道にとってより存在意義があり、かつチームとしても道民、市民、サポーターにさらに楽しんでもらえる内容で、実際にピッチに立つ選手が成長し、何よりもサッカーを楽しむということを文化として根付かせたいという思いがあった。この7年を通してミシャの方から我々クラブに対して、しっかりそのようなものを与えてくれたというのはすごく大きなもの」と感謝の言葉を口にした。 次期監督については元日本代表DF岩政大樹氏(42)の就任が有力視されていたが「一本化しました」と話し、決定的となった。 自身の去就について問われると「自分としては自分のその責任の取り方っていう考えは、当然自分の中で持っている。ただ、自分自身のその立場ということで、例えば株主の方であったり、パートナー企業の方であったりという方にお伝えする中で、みなさんがどういう判断をされるのか。それを決めるのは周りのそういった方」と、進退の決定を委ねる方針を明かした。