殻が半透明! 沖縄の言葉で青いカタツムリを意味する「オールチンナン」 準絶滅危惧種の陸生貝類、名護市で2匹観察
準絶滅危惧種で陸生貝類の一種のアオミオカタニシ(ヤマタニシ科)が沖縄県名護市久志の国道329号沿いに植えられたトックリキワタ(パンヤ科)の根元に2匹いるのが7日、観察できた=写真。 【写真】沖縄で見つかったピンク色のキリギリス。変色の確率は500~1000分の1という 緑色に見える殻は直径約1・5センチだが、緑色は殻の色ではなくタニシ本体の色で殻は半透明の乳白色で体の緑色が透けて見える。殻口は円形でふたがある。 触角が2対のカタツムリに対し、アオミオカタニシは1対で触角の基部に眼がある。しまくとぅばでは青いカタツムリを意味する「オールチンナン」と呼ばれる。(玉城学通信員)