酔った米兵が未明の専門学校のガラス扉を壊し侵入か 血まみれで搬送される米兵を駆けつけた職員が目撃
那覇市の専門学校で、入り口のガラス扉が壊されて何者かに侵入される事件があり、警察が建造物損壊などの疑いで米兵から任意で話を聴いていることが分かりました。 【写真を見る】酔った米兵が未明の専門学校のガラス扉を壊し侵入か 血まみれで搬送される米兵を駆けつけた職員が目撃 ▽愛久澤力也 記者 「ドアのガラスを壊した男は血を流しながら、校内の廊下を進み自動販売機の方まで侵入したとみられます」 関係者などによりますと今月2日の午前2時半ごろ、那覇市泊の専門学校や塾などを運営する尚学院の建物で、米兵が施錠されていた扉のガラスを素手で壊して建物に侵入したとみられています。 警備会社の連絡を受けて駆けつけた男性職員は、米兵が救急車の中で両手などに包帯を巻かれて搬送される様子を見ていたほか、建物の壁や床など複数個所には血痕があったということです。 ▽尚学院・乾芳壽理事 「学生がいる時間ではなかったので、安心しています」「ひとりの人間として、侵入あるいは物損に対しての謝罪はあるべきだと思います」 米兵は酒に酔っていたとみられ、その後基地内の病院に運ばれていますが、警察は任意で話を聴いていて、建造物損壊や侵入などの疑いで調べを進めています。
琉球放送