40年間行方不明…革労協主流派の女を逮捕
40年間にわたり行方をくらましていた過激派「革労協主流派」メンバーの女が、6日、福岡県警に逮捕されました。 警察によりますと、住居不詳・職業不詳で革労協主流派の活動家・後藤あざみ容疑者(69)は、去年、居住実態がない久留米市から発給を受けた健康保険証を不正に利用し、病院で医療保険料9000円の支払いを免れた疑いがもたれています。 後藤容疑者は、1991年と2001年の別の事件で福岡県警が指名手配していましたが、いずれの事件も時効が成立し、40年にわたって行方がわからなくなっていました。 去年7月ごろ、後藤容疑者が都内に潜伏していることを警察が確認し、6日、都内の関係先で逮捕に至りました。 後藤容疑者の認否は明らかにされていません。 福岡県警は6日、福岡県内や東京都内にある革労協主流派の関係先4カ所を家宅捜索し、後藤容疑者の役割や組織の活動実態を捜査しています。
九州朝日放送