中国籍の女「児童扶養手当」約65万円の不正受給容疑で逮捕 子どもは「国外居住」で資格外 熊本市
熊本市の児童扶養手当を騙し取ったとして、中国籍の女が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、熊本市南区南高江の会社役員で中国籍の女(43)です。 【写真を見る】中国籍の女「児童扶養手当」約65万円の不正受給容疑で逮捕 子どもは「国外居住」で資格外 熊本市 警察によりますと、女は受給資格がないにも関わらず、熊本市に児童扶養手当を申請し、2022年8月末から翌年11月上旬までの間に6回に渡り、あわせて約65万円をだまし取った疑いが持たれています。 児童扶養手当は、離婚などを理由にいずれかの親と離れて生活する児童に対する手当てです。子どもの住民票が国内にあることが受給資格の一つですが、女の子どもは国外に住んでいるということです。 2023年9月に警察に情報提供があり、事件が発覚しました。 女は警察の取り調べに対して「市役所をだましたことに間違いない」と容疑を認めているということです。 警察は犯行の動機や、金の使い道などを調べることにしています。 熊本市は、女が提出した書類に不備はなかったとした上で、「申請は適切に処理していた。疑う余地がなかった」とコメントしています。
熊本放送