500人観覧可能、国内最大級の屋内スケボー場 福岡市が概要発表
福岡市は7日、同市中央区那の津1の競艇場「ボートレース福岡」の敷地内に整備する、国内最大級の屋内スケートボード場の概要を発表した。国際規格を満たす設計で、階段など街中を模した「ストリート」、曲面などを組み合わせたすり鉢状の「パーク」の2コースを建設する。 【写真特集】スケボー場の完成イメージ図 建設・運営事業者となる優先交渉権者は、大和リース福岡支社を代表法人とするグループに決定した。1月に工事を始め、2026年10月の供用開始を目指す。設計・建設費と供用開始後20年間の運営管理費は23億4190万円。 市によると、延べ床面積は約3000平方メートル(ストリート約1920平方メートル、パーク約1050平方メートル)。屋内型では新潟県村上市の「村上市スケートパーク」(約1500平方メートル)を上回り、国内最大級となる。観覧席は立ち見のスペースを合わせて500人程度を想定する。2コースをそれぞれ独立した建物に整備し、競技者の安全を確保する。 隣接するイベント広場には大型の遊具などを設置するほか、ボートレース場と連携したイベントも実施する。利用時間は午前10時~午後10時。料金は25年度中に決める予定だ。【竹林静】