バキバキの脚と腹筋がすごい28歳 「苦手だった減量で過去最高の手ごたえを感じた」方法とは
12月8日(日)、東京・ベルサール渋谷にて『サマー・スタイル・アワード(以下サマスタ)ROOKIE CHALLENGE CUP FINAL[RCC決勝大会]』が開催され、本條和哉(ほんじょう・かずや/ 28)さんがルーキースポーツモデル部門3位入賞を果たした。今年初めて「苦手だった減量で過去最高の手ごたえを感じることができた」と言う本條さんに話を聞いた。 【写真】本條和哉さんのバキバキの脚
「かっこよくなりたかったから」という理由から筋トレを始め、現在はトレーナーとして活躍している本條さん。サマスタへの出場に今年初挑戦、その結果4月開催のROOKIE CHALLENGE CUP SPRING予選のルーキースポーツモデル部門で優勝、またSPRING CUP[東京予選]のスポーツモデル部門トールクラスで優勝およびスポーツモデル部門オーバーオール優勝という戦績を残した。 「トレーニングはほぼ週7ペース。オフは入れずに腕、肩、背中、胸、脚と全身を5分割して順番に回していくスタイルで日々鍛えています」 身体全体の筋肉量に不足はなく、大会出場に向けてはバランスと質感の調整を重視した。 「今回一番強化した部位は腕。あとはお尻とハムストリングのカットを出すトレーニングを心がけました」 実はもともとは減量が苦手だった。 「これまでうまく絞ることができないなかで試行錯誤した経験をもとに、今年4月の大会前に行った減量でやっと、過去最高の成果が出せたんです!」 本條さんが辿り着いた、自身最高の減量法は至ってシンプルなものだ。 「メインのタンパク源には鶏むね肉か鮭か卵を、炭水化物としては白米を。だいたい大会4カ月前から減量を始めるんですが、甘いものもこの期間は食べません」 体質的に食物繊維が苦手なのか、野菜をたくさん取ると便通が鈍くなりやすく、また白米をオートミールに変えたことで減量が停滞した経験もあるのだという。 「減量してるのに体重が減らないってつらいですよね。なんでだろう?って考えても答えがでないのがまたすごくしんどい。自分に合う方法がわかったら、空腹感はあってもあとは淡々とやり続けるだけ。いろいろ試していたころよりも、今はずっとラクになりました」 それでも、食欲のコントロールは容易なことではない。 「増量期には朝のうちによくアイスを食べます。好きなのはチョコアイス。大会が終わったので何を食べよう?っていま考えてみたんですけど。減量中は食べ物のことを考えるだけでおなかが減るから、意識して考えないようにしていたんです。だから久々過ぎて急には何も浮かんできません(笑)」 それほどに集中して取り組んだ、サマスタへの初挑戦。 「ここで評価される体形も、ポージングなどのステージングも、すべてがものすごくかっこいい。もっともっと自分を高めて、まだまだこれからも挑戦し続けていきたいと思っています!」
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:大塚真奈美 撮影:夏目英明