埼玉・ディーンズ監督、豪州・レッズに敗れるも「質の高い試合ができた」山沢京平が4度のゴールキックすべて決める【ラグビー】
ラグビーの国際親善試合・グローバルラグビーフェスタ2024の埼玉対レッズ(豪州)は4日、熊谷ラグビー場で行われ、埼玉はレッズに28―42で敗れた。 埼玉県と豪州のクイーンズランド州が姉妹県であることから一昨年に始まった定期戦。昨季でフッカー堀江が引退し、SO松田がトヨタに移籍した埼玉は新戦力が注目された。 試合は前半、レッズが2トライを先行。埼玉もWTB丹治、FWコーネルセンがトライをあげた。後半も新加入のFWバーナード、豪州留学帰りのWTB竹山がトライをあげ、一時は3点差に迫ったが、最後の15分間にトライと2PGを許し突き放された。 チームは敗れたが、埼玉のディーンズ監督は「質の高い試合ができた」と上機嫌。注目のポジションでは、フッカーは天理大から加入6年目の島根一磨(27)がラインアウトで、SOは明大から加入4年目の山沢京平(26)が4度のゴールキックをすべて決めるなど正確なプレーをアピールした。 山沢京は「反則から失点したのは課題だけど、攻撃面は良かった。キックは力まずに蹴れた」とニッコリ。ディーンズ監督も「京平は責任感のあるプレーで成長ぶりをみせてくれた」とたたえた。
中日スポーツ