25年最も注目すべきストーリーは「大谷翔平のマウンド復帰」米老舗スポーツ誌がトップで紹介
今年もMLBの主役はドジャースの大谷翔平投手(30)だ。米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド(電子版)」は4日(日本時間5日)までに「2025年に注目すべき25のストーリー TOP25」と題し、今季の節目の記録、トレンドなど25の出来事をピックアップした。 そのトップで紹介されたのが「大谷翔平のマウンド復帰」だ。「忘れてはいませんよね? ヒジを痛める前、野球界最高の投手の一人でした。2021年から2023年にかけて、彼は24(実際は34)勝16敗、防御率2・84、9イニングあたり11・4奪三振を記録しました。この期間、ERA+で2位、防御率で3位、奪三振率で3位、勝率で5位にランクインしました」。22年は規定投球回(166回)に到達し、219奪三振をマークし、サイ・ヤング賞投票で4位に入っている。 ただ、同誌は復帰は4月下旬から5月で、先発は20回程度と予想。その上で「ドジャースが10月に大谷、スネル、山本、グラスノーのローテーションで迎えたらどうなるか想像してみてください」とワールドシリーズ(WS)連覇へ導く快投を期待した。 また、米サイト「ザ・スコア」も3日(同4日)に「2025年に最も期待される25のスポーツストーリー」を掲載。2番目で「大谷はアンコールで何をするでしょうか?」のタイトルで投手復帰に着目した。「2025年もチームのXファクターになるのはナ・リーグMVPに輝いた大谷だ。昨年はMLB史上初の50本塁打と50盗塁を達成し、現在は投手としてマウンドに復帰する準備が整っている」と紹介するとこう続けた。 「彼、スネル、山本由伸、健康なグラスノーは史上最も恐ろしい先発投手カルテットの一つになるだろう」。最後は「ドジャースが2000年のヤンキース以来のWS連覇を達成しなければ、それは衝撃となるだろう」とまとめた。大谷が今年もMLBを席巻する。
東スポWEB