石破首相、G7首脳会議に初出席、緊密な連携確認 中東情勢激化を「強く非難」
石破茂首相は2日夜、イランによるイスラエル攻撃で緊迫化する中東情勢を受け、先進7カ国（G7）が開催したオンライン形式の首脳会議に出席した。首相は「このようなエスカレーションは全く認められるものではなく、強く非難する」と述べた。会議では、G7として緊密に連携する方針を確認した。 【写真】オンラインでのG7首脳会議を終え、記者団の取材に応じる石破首相 首相が会議後、公邸で記者団の取材に明らかにした。首相がG7会合に出席するのは初めて。 首相は会議で「中東、欧州、日本を含むインド太平洋の安全保障は互いに密接に関連している。G7での枠組みでの緊密な連携が求められる」と述べた。その上で、「最大限の外交努力を考えたい。イランに対しても引き続き働きかけていきたい」と語った。
