社会人2年目のボーナスは給与1ヶ月分の「22万円」でした。平均はどのくらいなのでしょうか?
社会人1年目でボーナスがあまりもらえなかった方でも、社会人2年目になるとまとまったボーナスがもらえる可能性があります。その際に周りと比べて自分がもらえるボーナスが多いか少ないか気になる方もいるでしょう。 そこで今回は、一般的に言われているボーナスの平均支給額や、社会人2年目のボーナスはどれくらいなのかをご紹介します。社会人2年目から発生する住民税とも絡めながら解説するため、参考にしてください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
ボーナスの平均は基本給の1~2ヶ月
ボーナスの支給額に関しては、働いている企業によって支給の有無や方法が異なるため一概には言えませんが、基本給の1~2ヶ月分が一般的とされているようです。 公務員の方などは夏と冬のボーナスは法令により定められており、定められた基本俸給額に対して支給月数をかけた額が支給されます。例えば令和5年の国家公務員の支給月数は4.5ヶ月分とされているため、社会人2年目の一般企業に勤める方とボーナス額だけを比較すると多くなる可能性があります。
社会人2年目のボーナスはどれくらい?
人によって社会人になった年齢が異なりますが、一般的には以下のようなパターンが考えられるでしょう。 ●18歳で就職して社会人2年目の20歳 ●18歳で専門学校に入学して20歳または21歳に卒業した社会人2年目の22歳、23歳 ●18歳で4年制大学に入学して22歳に卒業した社会人2年目の24歳 ●18歳で4年制大学と大学院(修士、博士課程5年間)に入学して27歳に卒業した社会人2年目の29歳 ●18歳で6年制の大学と大学院(博士課程4年間)に入学して28歳に卒業した社会人2年目の30歳 令和5年度の「賃金構造基本統計調査」によると20~24歳、25~29歳のボーナスは、企業規模別で表1の通りです。 表1
※総務省統計局 e-Stat「令和5年賃金構造基本統計調査」を基に筆者作成 企業規模によって異なりますが、20~24歳で40万円程度、25~29歳では70万円程度のボーナスとされており、企業規模が大きい会社ほどボーナス額も多い傾向にあるようです。また、性別や働く業界などによっても大きく変わってくるでしょう。