社会人2年目のボーナスは給与1ヶ月分の「22万円」でした。平均はどのくらいなのでしょうか?
社会人2年目は手取りが減る可能性もある
社会人2年目は社会人1年目にはなかった住民税の支払いが発生するため、その分手取りが1年目よりも減ってしまう可能性があります。住民税は前年の所得に応じてかかってくるものであるため、1年遅れで発生する仕組みです。 さらに言うと、3年目は2年目よりも住民税の負担が増します。4月から社会人1年目がスタートした方は4月~12月までの9ヶ月間分の所得に対して2年目に支払う住民税が決まります。しかし、3年目は2年目の1月~12月の12ヶ月分がかかってくるため、2年目よりも住民税が高くなるのです。 基本的に会社員の方であれば毎月の給料から天引きされるため、自分で支払うことはありません。年間で数十万円引かれる可能性があり、その分基本給やボーナスが上がっていなければ手取りは少なくなってしまうでしょう。
社会人2年目のボーナスは20~24歳で40万円程度、25~29歳で70万円程度
社会人2年目のボーナスは、企業規模や性別、働いている業界などによりさまざまで、20~24歳で40万円程度、25~29歳で70万円程度とされています。支給の方法は会社により異なりますが、おおよそ基本給の1~2ヶ月分がボーナスとして支給されるケースが多いようです。 また、社会人2年目は1年目で得た所得に応じて住民税の支払いも発生します。そのため、基本給やボーナス額が1年目よりもアップしていなければ、1年目よりも手取りが減ってしまう場合もあるでしょう。 出典 内閣官房内閣人事局 国家公務員の給与(令和6年版)(14ページ) 総務省統計局 e-Stat 政府統計の総合窓口 令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 産業大分類 表番号1 学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計・産業別)2023年 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部