【試乗記を含む新車情報】新型「アウディ RS 3」は改良された5気筒エンジンを搭載して再びニュル最速のコンパクトスポーツになった!
「RSデザイン・パッケージ・プラス」でさらにシャープに
シートベルトエッジ、シートショルダー、吹き出し口のバーはスポーティなレッドで仕上げられ、さらにレッドの飾りステッチが施されています。要望に応じて、これらのエレメントを赤ではなく緑にすることも可能となっている。
ドライビングレポート:心地よい震動
フェイスリフトはまだテストできていないが、プレフェイスリフトはすでにAUTO BILDが数回テストしている。トルクの増大とパワーアップを感じることができるだろうか?ペダルをフロアパンに釘付けにすると、RS 3は縦軸にわずかにねじれ、4つのホイールが回転する。サウンドも同様だ。低回転域ではまだソノラスだが、4500rpmからは野太いヒスノイズが発生する。 この音響的な印象と力強い加速が相まって、心地よい震動が生まれる。そしてデュアルクラッチ式ギアボックスは、負荷がかかった状態でレシオを振り分けるとき、とても意欲的だ。
ドリフトはやや人工的に見える
新しいトルクスプリッターも搭載。「トルクリヤ」モードでは、RS 3のリヤエンドをレーストラック上をトレースする。リヤアクスルが脱輪する様子はやや作為的に見えるが、それでも頑なにレーシングラインをたどるよりは楽しい。高出力のおかげで、ロングドリフトもできる! ステアリングとサスペンションは、より大衆に馴染むように設計されている タフな女子や男子には懐かしいかもしれない:ステアリングとシャシーは、よりマスに適合するように、つまり毒々しくないように設計されている。座り心地の良いシートは、お尻を強くつまむことができる。しかし最終的には、テスターのステファン ノビツキーが試乗後何日も大声で真似していた独創的なサウンドが、再び印象に残った。
3車比較テスト:タイヤがRS 3の勝利を犠牲にした
レーストラックでは、「アウディ RS 3サルーン」は、その主な対戦相手である「BMW M 240i」と「メルセデスAMG A 45 S 4MATIC+」に対して、その実力を証明しなければならなかった。ただし、今回のテストでは天候に恵まれなかったため、重要なカテゴリーであるラップタイムと制動距離は計測できなかった。