2024年に訪れたい芸術祭まとめ。北海道から沖縄まで、国内外の現代アートを楽しむ
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024
「人間は自然に内包される」を理念に、新潟県十日町地域の約762㎢の広大な土地を美術館に見立てた「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、自然を舞台にした芸術祭の草分け的存在でもあり、今年で25周年を迎える。総合ディレクターは北川フラム。 なお、本芸術祭に先駆けて、1月13日~3月10日にかけ「越後妻有2024 大地の芸術祭 冬」が行われる。効率よく作品を見ることができるオフィシャルツアーもおすすめだ。 会場:十日町情報館ほか 会期:7月13日~11月10日 https://www.echigo-tsumari.jp/news/20230721/
山形ビエンナーレ2024
2014年に第1回を開催し、2024年で6回目を数える山形ビエンナーレ。今回からメイン会場をこれまでの山形市中心市街から蔵王温泉エリアに移し、「いのちをうたう」をテーマに、温泉地でのアート体験により心身の健康を回復する芸術祭を目指す。 総合プロデューサーは東北芸術工科大学学長の中山ダイスケ、芸術監督は医師の稲葉俊郎、総合キュレーターは小金沢智、プロジェクトディレクターは三瀬夏之介ら東北芸術工科大学のスタッフが名を連ねる。詳細は2月より順次公開される。 会場:山形県山形市(蔵王温泉街および東北芸術工科大学) 会期:9月1日~16日 https://biennale.tuad.ac.jp/
北アルプス国際芸術祭2024
3回目となる「北アルプス国際芸術祭2024」が2024年秋に開幕する。総合ディレクターは北川フラム、ビジュアルディレクターは皆川明。市街地エリア、ダムエリア、源流エリア、仁科三湖エリア、東山エリアという自然豊かな5のエリアで作品を展開する。 参加作家はソ・ミンジョン、ムルヤナ、ルデル・モー、エカテリーナ・ムロムツェワ、淺井裕介、ダナ・アワルタニ、川俣正、木村崇人、イアン・ケア、平田五郎、松本秋則、目[me]、ヨウ・ウェンフー(游文富)、ジミー・リャオ(幾米)ら。2024年3月中旬には参加アーティストの詳細が発表される。 会場:長野県大町市 会期:9月13日~11月4日 https://shinano-omachi.jp/