マニュライフ生命、他社の顧客情報3万6000件を不正取得
マニュライフ生命保険は10月17日、同社とグループ企業との間で個人情報の漏えい事案があったと発表した。
マニュライフ生命保険は10月17日、同社とグループ企業との間で個人情報の漏えい事案があったと発表した。 事態の概要は以下のとおり。 発生時期:2022年8月~12月 漏えいした情報: ・件数:3万6580件(契約件数ベース、マニュライフ生命の契約を除く) ・内容:契約者氏名、被保険者氏名、証券番号、保険会社名、保険種類、申込日、保険料、払方(機微情報および連絡先情報はなし) 二次被害の状況: ・個人情報の不正利用等の二次被害は確認されていない(10月17日現在) 本件はマニュライフ生命保険の子会社にあたる保険代理店(マニュライフ・ファイナンシャル・アドバイザーズ)に出向していたマニュライフ生命保険の社員が、マニュライフ生命側に他の保険会社の契約情報を渡していたというもの。 これを受け、マニュライフ生命保険では引き続き本件の全容解明に向けた調査や、同様の事例の有無について確認を進めるとともに、管理体制を強化して再発防止に努めるとしている。 文● @sumire_kon