「九条ねぎ」約216キロを盗んだ疑い 京都市内の農家の男を逮捕 周辺では今年6月以降約3.5トンの窃盗被害
京都府久御山町のねぎ畑で「九条ねぎ」約216キロを盗んだ疑いで京都市内に住む農家の男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは京都市伏見区の農家・山本英雄容疑者(27)です。警察によりますと山本容疑者は先月30日から今月1日にかけて久御山町のねぎ畑で栽培されていた九条ねぎ約216キロを盗んだ疑いが持たれています。被害にあった畑付近の防犯カメラに犯行の一部が映っていたことなどから山本容疑者を特定。警察の調べに対して「ねぎを盗んだことに間違いない」と容疑を認めているということです。また、山本容疑者の車などから盗んだねぎを入れていたとみられるカゴ22箱と、鎌4本、手袋5組とヘッドライト1つが押収されたということです。 久御山町周辺では今年6月以降、九条ねぎが盗まれたという被害届が8件届いていて、被害総重量はおよそ3・5トン、被害金額はあわせて200万円にのぼるということです。警察は山本容疑者が他の畑でも九条ねぎを盗んだ可能性があるとみて、捜査を続けています。