ハーランド負傷も「アルバレスがいる」

浦和撃破に燃えるB・シウバ。(C)Getty Images

　マンチェスター・シティのベルナルド・シウバが、現地時間12月19日にサウジアラビアで行なわれるクラブ・ワールドカップ（W杯）準決勝、浦和レッズ戦を前に会見に出席した。クラブ公式サイトが伝えている。 【PHOTO】サウジアラビアで開催中のクラブW杯に大集結！声援を送り続けた浦和レッズサポーター！ 　直近６年で５度プレミアリーグ優勝を果たしている常勝軍団は昨季、悲願のチャンピオンズリーグ制覇を達成。初めてクラブW杯への出場権を手にした。 　過密日程の合間を縫っての参戦ではあるが、B・シウバは「クラブ・ワールドカップを戦う時、疲れはない」と断言。世界制覇へ並々ならぬ想いを覗かせた。 「僕らはここに来て、この大会をプレーすることに意欲を燃やしている。ほとんど全員が優勝経験がないし、クラブとしても優勝していない。クラブ・ワールドカップで優勝を勝ち取りたい。まずはウラワと戦わなければならないなかで、十分な準備をするつもりだ」 　29歳のポルトガル代表MFはまた、怪我で欠場が続いているアーリング・ハーランドに言及。「アーリングは我々にとってビッグプレーヤーだ。それは否定できない」と存在の大きさを改めて伝えつつ、絶対エース不在の際はチーム全員でカバーすると力強く語った。 「シティの大きな強みは、誰が欠けても同じチームであり、全てのタイトルのために戦う点だ。もちろん、アーリング・ハーランドを欠くのは寂しいが、我々にはフリアン・アルバレスがいる。彼はトップストライカーだ。今月は今いる選手でプレーする。負傷している選手たちがいるのは寂しいけどね」 　ジョゼップ・グアルディオラ監督は「日本のサッカーは過去10年間で信じられないほど成長した。彼らはトランジションが鋭くて素早く、多くの場合、予測不可能だ」と浦和を警戒。フルミネンセが待つ決勝への進出を目ざす欧州王者の前には、決して侮れないアジア王者が立ちはだかる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部