来夏の新CWCに「参加しない」…欧州王者レアルのアンチェロッティ監督が出場報酬に不服
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が来シーズンのFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)に参加しないつもりだと語った。 今シーズンはラ・リーガとスーペルコパ・デ・エスパーニャ、チャンピオンズリーグ(CL)の3タイトル獲得を果たしたマドリー。フランス代表FWキリアン・ムバッペも加入する来シーズンも複数タイトルの獲得が期待される。 その1つには2025年6月に32クラブ参戦となる新フォーマットのCWCもあるが、アンチェロッティ監督はイタリア『イル・ジョルナーレ』のインタビューのなかでチームの不出場を示唆。得られる報酬の少なさを理由に挙げた。 「FIFAはそのことを忘れられる。選手もクラブもその大会には参加しないだろう。レアル・マドリーの1試合には2000万ユーロ(約33億8000万円)の価値があるが、FIFAは大会全体で我々にその額を与えようと考えている。ネガティブだ。我々と同じように、他のクラブも参加を断るだろう」 マドリーは2021-22シーズンの欧州王者として参戦見通し。今シーズンのCL覇者でもあるチームが参加しないとなれば、CWCにとっての一大事だが、いかに。
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