“11歳 真夏の自由研究” 「カニ」の研究を続ける小学5年生の挑戦 南方系のカニを探しに砂浜へ! 広島
夏休みの自由研究で ”カニ” を研究する小学5年生。"南方系のカニ" を広島で探します。大人顔負けの知識を武器に砂浜へ向かう姿に密着しました。 【写真を見る】“11歳 真夏の自由研究” 「カニ」の研究を続ける小学5年生の挑戦 南方系のカニを探しに砂浜へ! 広島 広島市内の小学校に通う5年生の 太田陽喜 くん(11)は今、夏休み中で理科の「自由研究」に取り組んでいます。 太田陽喜 くん ― 理科は好き? 「好きです」 陽喜くんは小学2年生から理科の生物分野、特に「カニ」について研究してきました。そして、カニの巣穴について研究したときには、石膏と水を合わせて石膏水を作って、巣穴に流し込んで1時間待って固めてカニの巣の形を作りました。 陽喜くんの研究は毎年表彰されています。そもそも、カニに興味を持ったきっかけは? 太田陽喜 くん 「干潟の観察をしたときにカニがいて、そのカニの巣穴がたくさんあったり。なんでそんなに掘るんだろうと疑問が出てきて、おもしろいなと思って」 ■ことしのテーマは ”南方系のカニ” 探し 今は、南方系のスナガニが北上しているかどうかを調べているといいます。 夏休みに県内外6か所に行ってカニを探しました。この日までに見つけたカニはなんと130匹。しかし、まだお目当ての南方系のカニは見つけられていません…。 太田陽喜 くん 「県民の浜に行って南方系のスナガニがいるか調べます」 ■カニを探しに砂浜へ 調査に同行 この日もカニ探しに出かけます。自宅の広島市西区から車で1時間ちょっと。呉市にある「県民の浜」です。この日は日曜日、多くの海水浴客でにぎわっていますが、陽喜くんはバケツとスコップを片手に砂浜をひたすら探します。 太田陽喜 くん ― 見つかった? 「下が石で硬かったので、たぶんいない」 苦戦する陽喜くんのため、お父さんやお母さんも一緒になって探します。 父親 「本気で夢中になりますね…」 家族の協力もあってカニを見つけ始めましたが、南方系のスナガニはなかなか見つかりません。 太田陽喜 くん 「全く見つからないです。掘っても出てこない!」