【かれこれ3年使ってます】35年前の「コールマン・ツーバーナー」 “倉庫で発掘” から現在「魅力とは」
キャンプ料理といえば、薪や炭火。しかし、安定した火力が必要な場合はコンロが必要となるが、さまざまな種類が販売されており、何を使うか迷っている人もいるのではないだろうか。 ■【画像】年月が経った今でも問題なく使えているパワーハウスツーバーナー! レトロ&レジェンド感が漂うディテールがたまらない(写真をすべて見る) ここでは、筆者手持ちのコールマン「413Hパワーハウスツーバーナー」を3年使って感じた魅力と、慣れるまでに苦労した点について紹介する。
■35年前の父親のギアを倉庫で発見
キャンプにはそれまで、始めたばかりのときに購入したバーナーをメインに、家庭用のカセットコンロなどをスポット的に使っていた筆者。最初のうちはよかったが、色んな環境で使ううちに低温下や強風時になると、火力が弱まってしまうことに少々物足りなさを感じていた。 そんなとき、自宅倉庫で眠っていた413Hパワーハウスツーバーナーを発見。35年前、筆者の父親が購入し数回使っただけのもので、保存していた環境がよかったからかサビや汚れはほとんど無し。安全な場所で試しに点火してみたところ、においや燃料漏れもなく、火力も十分だった。実際にキャンプで使ってみると、気温と風の影響を受けずに調理できた。 以来、気に入ってキャンプ料理に使い続けている。現在、このツーバーナーは仕様をほとんど変えず「パワーハウス(R)ツーバーナーストーブ」として販売されている。現行品の商品仕様は、以下と商品サイトを参照してほしい。 パワーハウス(R)ツーバーナーストーブ 価格 37,180円(税込) 燃料タンク容量 約1.6L 燃焼時間 約2~6時間 重量 約5.8kg 使用時のサイズ 約67×46×44.8(h)cm 収納時のサイズ 約56×35×16(h)cm
■メインとサブで火力の違う2口が使いやすい
筆者が413Hパワーハウスツーバーナーをキャンプで使用して3年がたった。使い続ける理由は、気温や風に影響されない安定した火力である。11月頃に林間のキャンプ場で炊飯したが、外気に影響されることなく、お米がふっくら炊きあがった。さらにコンロが2つあるため、炊飯しながらフライパンで調理するなどの同時調理も可能だ。家庭と同じような感覚で調理できるのはうれしい。 向かって左側のサブバーナーは弱火、右側のメインバーナーは中火と火力が異なるので、料理によって使い分けができるのも魅力だ。 燃料はホワイトガソリンであり、赤い燃料タンクに補充して使用する。燃料タンクが前面にセットされていることもあり底面はフラット。ローテーブルの上に置けば、座ったままで調理するのにちょうどいい。収納時は、燃料タンクをコンロの中におさめ、ひとつにまとめることができる。ハンドル付きで片手で持ち運べる。
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