【山陽オート(オーバーミッドナイト)一般】長田恭徳 けが明け初V 「うれしい。でも悔しい」
山陽オートの山陽オーバーミッドナイトオートレース「オッズパーク杯」は日付が変わった27日の午前0時半過ぎ、最終8Rで優勝戦を争い、1号車の長田恭徳(29)=山陽=が、Sで先行した2号車の緒方浩一を最終3角で捉えて1着。今年初、通算4度目のVを挙げた。1月に伊勢崎で落車して大けがを負い、9月に復帰してから5節目でのV。2着は緒方、3着は6号車の角南一如。3連単は1560円の3番人気の決着。本年度最後の開催だった山陽オーバーミッドナイトは3日間で4億2千万円余りを売り上げた。山陽の次節は30日からの通常ミッドナイト(4日間開催)。 【山陽オート(オーバーミッドナイト)一般】節間売上額一覧【表】
優勝した長田恭徳
「うれしい。本当にうれしい。試走から感触は悪くなかったが、タイムはもう少し出ていてほしかったかな。けが明けからの課題のSは行かれて2番手。それに序盤はキツくて、後ろの気配を感じながらで、それをしのぐのに精いっぱいでした。でもそこをしのげてからは、先頭の緒方さんにだんだんと近づけて、仕掛けられる態勢まで持ち込めたので、勝負どころだし最後は(緒方の懐に)行きました。優勝はうれしいんですけど、今節はハンディが10m前になって悔しい気持ちが強い。次は日本選手権。選出順位が最下位でランクも一番下ですけど、活躍できるようにまた頑張ります」