【受験】思春期真っ最中の受験生は、親の関わり方が超重要!高校大学受験生の「夏休みの過ごし方」
【大学受験】受験までのスケジュールを共有する
親が大学受験経験者と言っても、今の大学入試は年明けからスタートするわけではありません。高校3年の秋から願書提出、書類選考、大学での面接や小論文と年内で決まる入試もあります。 そして、年内に決まらない場合は年明けの大学入学共通テストを受けることや、私立大学の筆記試験を受けるという流れになります。 大学受験の期間は他の受験に比べると長く、願書提出や入試日など含めてスケジュール管理がとても大切です。受験生である子どもに全て任せようとすると、受験勉強への影響も無視できないので親も一緒にスケジュール管理をしていきましょう。 募集要項の入手、願書提出の締切日、試験料、必要な書類や願書やインター出願で必要な写真の撮影、と細々とした確認作業がたくさんあるので、親と子が二人三脚で力を合わせて乗り越えるようにしてください。 そして、年内で決まらず年越しとなると子どもの方も精神的に参ってしまうことも考えられます。長い入試だからこそ、ずっと緊張した状態が続くと疲れてしまうこともあります。 そうした時に子どもに休息させたり励ましの言葉をかけたりすることができるのも親の仕事と思って寄り添っていくよう心がけましょう。
高校受験や大学受験、親は一歩引いた立ち位置で子どもの受験と関わる
反抗期や思春期を経て子どもは大人へと近づいていきます。高校受験や大学受験はまさにそうした心の成長過程と重なる受験で、親の接し方や関わり方も変化していきます。 子どもの意思を尊重しつつ、親の意見や考えも伝えるようにしていきましょう。とくに大学受験は親子で何かに挑む最後のイベントです。親としては合格となったときの嬉しさだけでなく、「子育ても終了」という一抹の寂しさも同時にやってくる一大イベントです。 子どもの成長や親離れを感じる高校受験と大学受験では、親は裏方に徹して子どもをサポートしていきたいですね。
参考資料
文部科学省「令和5 年度国公私立大学入学者選抜実施状況」
中山 まち子