「運動会と言えば玉入れ」さまざまな世代が交流 京都府長岡京市で市民大運動会
今年で60回目を迎えた「長岡京市民大運動会」がこのほど、京都府長岡京市内の10小学校で開かれた。地域住民が集い、統一競技の玉入れや徒競走などが行われ、爽やかな汗を流した。 大運動会は市と市教育委員会、市スポーツ協会の主催。多世代が一堂に会し、交流できるスポーツ・レクリエーションとして、毎年実施している。 メイン会場の長岡第七小(今里)では芝生グラウンドで行われ、高齢者~幼児までの住民約600人が参加。開会式の後、「メイン会場記念いきなり自転車!」を行い、ジャンケンで勝ち残った女の子が賞品の自転車を受け取った。 最初の競技は「玉入れ」が行われ、自治会ごとに子どもや大人の混合チームが対戦。歓声を上げてかごに玉を投げ入れた。一文橋自治会の会社員(37)は「家族で参加した。運動会と言えば、玉入れで楽しかった」と笑った。 「小学生70メートル競走」では直線のコースを懸命に疾走。児童の多くが笑顔で駆け抜けた。1組の女児5人で1等賞になった同小1年の児童(7)は「みんなが早く、全力でスピードをあげて走りきった」と息を弾ませた。