国産ブランドの“3針ウオッチ”【セイコー、シチズンほか】10万円以下からも4モデル厳選
【編集部おすすめの3針時計_其の3】
CITIZEN EXCEED(シチズン エクシード) エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト 新ムーヴメント“Cal.H147”を搭載した光発電エコ・ドライブ電波時計。受信エリアを日本国内から世界4エリアの“多局受信型”へとアップデートしたことに加え、多局受信型光発電電波時計では世界最薄となるケース総厚7.0mmを実現している。価格は16万5000円。 「太陽光や室内のわずかな光で駆動する光発電エコ・ドライブに加え、リューズの簡単な操作で世界26時差の時刻とカレンダーを表示するダイレクトフライトも搭載。世界4エリアの“多局受信型”に進化したことで、10万年に1秒の誤差といわれる原子時計をもとに送信される標準電波を受信し、日本、中国、アメリカ、ヨーロッパの世界4エリアで自動的に時刻やカレンダーを修正できる。機能性の高さはもちろん魅力だが、総厚7.0mm(設計値)と薄型のスーパーチタニウムケースにも注目したい。ステンレスに比べて40%軽く、5倍以上の表面硬度を備えており、美観と実用性を見事に両立させている(編集長:船平)」
【編集部おすすめの3針時計_其の4】
SEIKO PRESAGE(セイコー プレザージュ) セイコー プレザージュ STAR BAR限定モデル “現代の名工”の表彰を受けたバーテンダー/銀座STAR BARオーナー、岸久氏が“セイコー プレザージュ”のために考案した新作カクテルをデザインソースとした数量限定モデル。“時とともに刻々と表情を変えていく、東京の夕暮れの空”を文字盤のグラデーションで表現している。価格は7万1500円。 「2017年に誕生して以来、様々な文字盤表現を生み出してきた“STAR BAR 限定モデル”。最新作で目を引きつけられるのが、波打つような質感を生み出した文字盤だろう。コート・ド・ジュネーブを彷彿とさせる独特の模様に加え、上下縦方向で繊細なグラデーションを施しており、刻々と表情を変える夕暮れ時の美しい空の情景を見事に表現している。これまでの“STAR BAR 限定モデル”に比べても特に個性的で美しい意匠と言えるが、グラデーションの色彩を落ち着いたトーンにした点も好印象のポイントだ。工芸品的な質感を楽しみつつ、普段使いしやすいデザインに仕上げられている(編集部:堀内)」
文◎Watch LIFE NEWS編集部