“苦悩と復活”「今となってはバカだなと」坂倉将吾・広島カープ「勝ちたい一心」 天谷宗一郎と対談
天谷宗一郎 さん 「責任感を感じるってことは、そこの立ち位置に来たっていうのを自分でわかってるわけですよ。ワンプレーで勝敗を分けるポジションにいるからこそ感じる部分でしょう、それは」 坂倉将吾 選手 「そうですね」 天谷宗一郎 さん 「幸せなことではあるよね」 坂倉将吾 選手 「はい。ありがたく…。ありがたくもやりたくないような(笑)ポジションになってしまったなと思いますけど」 ■新井カープの強さ 天谷宗一郎 さん 「ここ、連敗が続いたので監督とかヘッドコーチコーチからなにか言葉とかってあった?」 坂倉将吾 選手 「なんにもないですね。個人的にはあるんでしょうけど、ぼくはほぼ藤井さん(藤井彰人ヘッドコーチ)なんか『打てや!』ぐらいです。本当にそんな感じです」 天谷宗一郎 さん 変わらず… 坂倉将吾 選手 「変わらないですね。なんか、しゅんってなることがチーム的にないと思います、あまり。負けた後は、それはもう無口で整理とかしますけど、次の日もみんな、しゅんってなっているかというと、全然そんなことはないです。下を向くことがあまりないというか、本当に勝とう、勝とうっていう雰囲気でできていると思います」 天谷宗一郎 さん 「最後にこれから残り20試合ぐらいかな。坂倉選手の思いを聞かせてもらっていいですか」 坂倉将吾 選手 「いや、もう本当に勝ちたいっていう一心でやっていますし、前半戦、なにもしていないので、後半戦、打っているとはいえど、迷惑をかけてきた度合いをまだ取り返したわけではないので、しっかり個人的には取り返して、それがチームのためになるのであれば、なおさらがんばりたいなと思います」 天谷宗一郎 さん 「了解です。ビールかけ、そしてハワイにぼくも行けるようにがんばります。ありがとうございました」 ◇ ◇ ◇ RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん たくさん話してくれたんですけども、プロ8年目でおそらく一番大きな壁にぶち当たったと思うんです。それを「ちょっとバカだったな」って笑って振り返ったりとか、結局、4年連続で2けたホームランを打ったりとかって本当に成長しているなって思います。